八柱霊園について

八柱霊園

八柱霊園は千葉県松戸市にありますが、都営の霊園です。
昭和10年7月1日開園で、開園より80年の歳月が流れています。

八柱霊園の概要

面積は105haで、その広さは東京ドーム約20個分に相当するそうです。

霊園の中はとても広く、自然豊かで、赤松、黒松、桜、欅、モミジなどの大木が至る所にあり、野鳥の種類が多いことから、野鳥撮影の大きな望遠レンズを付けたカメラで、シャッターチャンスを狙っている人がたくさんいます。

一方では、開園より80年近く経っていることや、古いお墓がたくさんあることなどから、最近は無縁墓が目立ちます。

墓地の形式

八柱霊園には次の形式の墓地があります

  • 一般墓地
  • 芝生墓地
  • 壁型墓地
  • 納骨堂
  • 合葬墓地

合葬墓地は平成25年(2013年)に作られましたが、後継者の居ない人に人気があり、後継者が居ない方が八柱霊園の墓地を墓じまいして、お墓の中に眠っていた遺骨を八柱霊園内の合葬墓に改葬(施設変更)する方が増えています。

八柱霊園内にお墓がある人が八柱霊園内の合葬墓を利用する場合の料金がほとんどかからないことは大変なメリットです。

こんな看板が立っていたら
無縁墓

八柱霊園は創設より80年ほどの年月が経過していますので、無縁になったお墓が増えていて、草木の生え放題になったお墓が散見されます。

お墓の前にこのような立て看板が立っていたら縁故者に対する呼びかけです。

おそらく1~2割程度のお墓がお墓参りされていないのではないでしょうか。

八柱霊園の墓じまいと改葬

八柱霊園-合葬墓

八柱霊園の墓じまいをお考えの方で、その後のお遺骨供養方法として、

  1. 八柱霊園の合葬墓に改葬→八柱霊園の合葬墓を利用しよう
  2. 墓じまいして散骨→墓じまいと散骨

などが挙げられます。

公営の霊園ですので、受け入れ先がはっきりすれば、墓じまい自体は事務処理さえ進めば円滑に進めることが出来ます。

八柱霊園の墓じまい改葬先は合葬墓がおすすめ

合葬墓

墓じまいの後、同じ八柱霊園の合葬墓へ改葬する方法です。

合葬墓おすすめの理由-無料で利用

おすすめの理由として第一に、都立の霊園の墓地利用者であれば、「合葬墓が無料で利用できる」という事です。

都立霊園では費用の安さと都立の安心感から常に墓地の供給が不足している状態が続いています。

墓地が不足していても都内に新規霊園を作ることが困難であり、墓じまいで返還された墓地を更に分割して再販売しているのが現状なのです。

ですから都立霊園にお墓を所有している人がお墓を返還することはとても有意義な事であり、更に数を増やして再利用できることから積極的に墓じまいの受付をしているので、合葬墓の利用料は無料なのです。

因みに都立霊園にお墓を持っていない人が合葬墓だけを利用する時の料金は次のようになります。

八柱霊園合葬墓の使用料は、一定期間の個別埋蔵後に共同埋蔵するか、最初から共同埋蔵するかで料金が変わります。

  • 一定期間の個別埋蔵後に共同埋蔵・・・一体あたり¥129000
  • 最初から共同埋蔵・・・一体あたり¥52000

合葬墓おすすめの理由-手続き移動がスムーズ

都立霊園の合葬墓をおすすめな理由としては、手続きがスムーズであるということと、次に同じ霊園内で参拝できますので、参られる方も故人様も迷わずに済み、お墓参りに行って手を合わせることができます。

墓じまいの時には「最後のお墓参り」ということで僧侶を呼んで閉眼供養してもらい、親族の人なども参列してもらってお墓の参り納めをしてもらい、石材店にお墓の蓋を開けてもらって骨壺を取り出してもらいますが、この一連の儀式が終わった後で骨壺を持って合葬墓に向かい、僧侶に供養の読経をしてもらってから合葬墓に納骨という段取りになります。

こちらも参考にご覧ください。→八柱霊園の合葬墓を利用しよう

八柱霊園合葬墓を利用する注意点

合葬墓へ改葬する場合は、タイミングが限られてきますので注意しましょう。

合葬墓へ改葬や納骨をご希望される場合は、毎年7月の申込期間内に申し込みを済ませておき、使用許可を獲得する必要があります。
そのため、墓じまいして合葬墓へ改葬される場合はまずは合葬墓の使用許可を得てから、段取りを進める形となります。

昨今は生前予約も殺到している合葬墓は、募集の枠が限られておりますので、枠の余りがあるうちに、使用許可を獲得されるのがよろしいかと思います。

なお、お遺骨は一度預けてしまうと、もう取り出すことはできませんので、それだけ注意しましょう。

墓じまいして散骨供養

大型船-散骨

墓じまいして散骨という選択もあります。
自然の中に生まれた私たちは、本来ならばやがては自然へ還るべきなのです。

墓石はなくなりますから手を合わせる対象はなくなりますが、供養の気持ちを忘れることがなければ、故人様が無縁になることもないでしょう。
お墓がなくなってしまっても、本当のお墓は心の中に持ち続けることができるのです。

しかし現在のところ日本の法律では、一度お墓に納骨したお遺骨は改葬して再び埋葬することしかできないことになっています。
散骨は法的には埋葬行為ではありませんし、改葬許可申請の際に『海』や『森』などを改葬先にすることができません。

改葬先が明確でないと、お墓からお遺骨を取り出すことができません。
墓じまいして散骨をしたいとお考えの方の多くが、このような問題につまづいてしまいます。

やすらか庵ではこのような問題を何度も解決してきました。

墓じまい後に散骨をお考えなのにうまく進まず悩んでいる方は、すぐやすらか庵にご相談下さい。

こちらもご覧ください→墓じまいと散骨

八柱霊園の墓じまいする時の手続き

八柱霊園は公営の霊園ですので、時間こそかかるかもしれませんが事務処理自体はは書類がそろえば難しくありません。

手続き自体は以下の通りです。

  1. 遺骨の改葬先の決定
  2. 役所や霊園管理者に電話などで手続きの方法を確認する。
  3. 役所から必要書類を郵送してもらうか、役所へ書類を貰いに行く。(ホームページからダウンロードできる場合もあるので確認する。)
  4. 霊園管理者に埋葬証明をしてもらう。
  5. 墓石の撤去工事を依頼する石材店の決定
  6. 役所に改葬の申請
  7. 石材店に工事の依頼
  8. お墓の閉眼供養とお遺骨の引き取り
  9. 役所や霊園管理者に工事完了の旨を伝え、墓所の返還
  10. 改葬先に納骨、或いは散骨供養

以上で完了となります。
寺院や私営の霊園に比べると、トラブルは少ないです。

やすらか庵では、墓じまい施工その物は勿論、お墓の閉眼供養やその後のご供養方法のご紹介までできます。
また、外注せずにすべての工程をお任せいただけます

『書類申請の仕方から不安』というお方でもサポートいたします。

八柱霊園墓じまいの実際の施工の様子

八柱霊園の墓じまい

随分と前にお墓を購入した人は、広い区画をお持ちの方が結構おられますが、現在では、このような区画は分譲していません。
墓地不足で新規の分譲というものがありませんので、このように広い区画が返還されますと、必ず最低限の区画に分割されてから分譲されます。

この区画では30㎡ほどありますので、8~10区画に分けられて分譲されることと思います。

八柱霊園 墓石

このように広い所での墓じまいは、カニクレーン、ユンボなどを駆使した工事になります、

竿石を外したら、その下には水がたまっていました。

八柱霊園-カロート

カロートを全部抜いたところです。

中に入ると人がすっぽり入り、巨大なカロートでした。

八柱霊園-墓じまい

写真はほとんど更地にした時点。
もう最後の方で雪が降ってきました。

盛り土してあった土砂は10トンほど運搬しました。

依頼されたご本人によりますと、他にも見積もりを依頼されていたようですが、比較にならないほどやすらか庵の方が安かったとのことです。

私にもその見積金額を教えてもらいましたが、なるほどでした。
NPO法人やすらか庵の墓じまいの見積もりは、大体は簡易見積ででますが、面積が増えるにつれ単位面積あたりの価格は安くしております。

というか、本来はそうなって当然だと思います。

NPO法人やすらか庵の墓じまい

墓じまい

八柱霊園は公営の墓地ですので、指定石材店も決まった寺院もございません。
ですので、墓じまいも閉眼供養もご自分の信用できるところにご依頼いただけます。

NPO法人やすらか庵は八柱霊園の墓じまいは何回も行っており加えて国に認められています『NPO』という組織ですので、信頼度も高いです。
また、代表が高野山真言宗の僧侶をしておりますので、お墓の閉眼供養も一緒に行えます。

墓じまいの見積もりは無料

やすらか庵では墓じまいの見積もりは無料で致します。

八柱霊園は公営の霊園ですので、ご自身で石材店をお選びいただけます。
お気軽にご相談ください。

見積書をご覧いただき、ご依頼いただくことを心に決めましたら改めて正式にご依頼くださいませ。

お墓の閉眼供養も頼める

墓じまいを始める前には、必ずお墓の閉眼供養(魂抜き)をする必要があります。
閉眼供養せずに墓じまいの施工を始めてしまうと、ご先祖様はどうしていいのかわからなくなってしまい、迷ってしまうこととなります。

お世話になっておられたお坊さんがいらっしゃればその方に、そういう方がおられないときはNPO法人やすらか庵の代表が僧侶ですので安心してお任せいただけます。

NPO法人やすらか庵では、お墓から出しましたお遺骨を改葬せずに墓じまいして散骨することも可能です。

墓じまいして海や山へ散骨

先にも書きましたが、散骨は埋葬行為ではありませんので、お骨出しに必要な改葬許可申請でつまづいてしまう方が多いですが、NPO法人やすらか庵に散骨をご依頼いただくと、お遺骨の受入証明書をお出しできますので、スムーズに墓じまいから散骨までお導き出来ます。

散骨するにあたってお遺骨を乾燥・粉骨

散骨をするにはお遺骨を粉骨しなくてはならないのですが、お墓から出したお遺骨は水分を含んでおりますので、粉骨の前に乾燥する必要があります

NPO法人やすらか庵には乾燥炉も御座いますので、乾燥や粉骨もお任せいただけます。

乾燥についてはこちら→お墓の遺骨の乾燥と再火葬

NPO法人やすらか庵の粉骨は手作業で丁寧です→粉骨-遺骨の粉末化-

墓じまいして海へ散骨

墓じまいして海へ散骨

海は生命のゆりかご、生命が産まれては還っていく心の故郷です。
お墓から開放して差し上げたお遺骨の次なる還る場所として多くの方が海をお選びいただきます。

散骨は委託も安心してお任せいただけますし、お見送りにご参加いただくことも可能でございます。

こちらも参考にご覧ください→海の散骨

墓じまいして森へ散骨

森の散骨

大地は生命を育み、やがては多くの生き物たちが次の生命の糧となるべく戻りゆく場所です。

通常山や森への散骨は、土地の所有権の問題が絡みますので原則的には難しいのですが、NPO法人やすらか庵は散骨のために森を所有しておりますので、土に還りたいという考えのある方や山を愛している方は森への散骨をお選びいただくことも可能でございます。

海同様に、散骨は委託も安心してお任せいただけますし、お見送りにご参加いただくことも可能でございます。

こちらも参考にご覧ください→森の散骨

墓じまいから改葬、散骨まで頼めます

墓じまいのみのご依頼や、墓じまい後のお遺骨の供養のみのご依頼も勿論可能でございますが、墓じまいから墓じまい後のお遺骨の供養まで一式すべてNPO法人やすらか庵にご依頼いただくことも可能です。

NPO法人やすらか庵は、すべての工程をどこにも外注することなく責任をもって最後まで行いますので、安心してお任せいただけます。

八柱霊園にお墓がある方で墓じまいを検討される場合にはどうぞご利用くださいませ。

お問い合わせ

平和公園墓地の墓じまいについて、或いは墓じまい後のお遺骨の供養についてなんでもお答えいたします。

お気軽にご相談ください→無料相談はこちら

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〒265-0053千葉市若葉区野呂町1434-10
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