散骨・粉骨・墓じまい NPO法人やすらか庵エンター

総合メニュー:散骨

海の散骨エンター

森の散骨エンター

・散骨をご利用の方の特典

・散骨情報

・よくある質問

・ほっと一息、メッセージ付き海の散骨写真集

散骨とは

散骨

散骨とは亡くなった方の遺骨を粉状にして散布することで、お墓に入りたくない方や、後継者がいないなどの理由でお墓を持つことが出来ない方の利用が多く、最近では墓じまいをしてからお墓のご先祖様を散骨することも増えてきました。

散骨する場所としては、海、山、空など、自然に還ることを基本とします。

散骨には一般常識的なルールやマナーもありますが、お遺骨を捨ててくるようなことをしてしまうと、亡き人が迷うことになり、無縁仏が増えるばかりですので、注意が必要です。

散骨は一歩間違えば無縁仏にしてしまう

散骨は遺骨をどうするかという大切な問題に対して、特別に決められた方法やルール、マナーがありませんし、「遺骨を粉状にして自然の中に散布する」ことが散骨であるなら、極端な話、誰にも気付かれなければ公園の中に散骨することも可能でしょうし、海の散骨と称して海岸の波打ち際に散骨することも可能でしょうし、橋の上から川に散骨することも可能でしょう。実際にそのようにされた方もおられます。

故人様の遺言であるのなら、その通りにして差し上げるのが筋ですが、なるべく迷惑を掛けたくないからお金をかけずに処分して欲しいというのも相手に対する思いやりかもしれませんが、非常識な遺言はくれぐれもしない方が良いと思います。

堂々と出来ない散骨、安易すぎる散骨、非常識な散骨、儀式無き散骨は、亡き人が無縁仏になってしまう可能性大です。その理由を以下に説明いたします。

それはダメその1.堂々と出来ない散骨

明らかに他人の土地で、許可を得ていなかったり、皆が利用する自然公園、観光地など、人目があって、常に人目を気にしながら行う散骨は散骨ではありません。何をしているのかと問われた時に、堂々と答えられないのなら、死体遺棄やゴミの不法投棄と大して変わらないかもしれません。

それはダメその2.安易すぎる散骨

最も安易な方法はトイレに流すこと、海につながっているのだから、どこでも同じという発想は恐怖です。近所の公園や空き地の散骨など、身近な所で済まそうという考え方そのものが安易すぎて、死者を送るというよりは、生活ごみを捨てに行くという感覚です。

そればダメその3.非常識な散骨

裏山に古墳があるからその中に入れる、他人のお墓の中に許可なく撒く、公共フェリーのデッキから散骨、橋の上から散骨、川に散骨、波打ち際で散骨など、人から見たら迷惑な行為、嫌悪感を抱かれる行為は自分勝手なことであり、常識やルール、マナーというものは葬送の世界では最高に気を付けないといけないことであり、たとえ誰も見ていなくても、それをされたら嫌だろうなと思うことは、故人様にとっても嫌なことです。

そればダメその4.儀式無き散骨

散骨が葬送たる所以は、儀式が伴うからであり、亡き人に声をかけ、徳を讃え、別れを惜しみ、今何をしているのかを説明することが儀式なのです。亡き人の名前を呼ぶことは当然のこと、名無しの権兵衛では無いのです、こういった儀式がなければ散骨ではありません。亡き人の名前も呼ばずに遺灰を海に放り込む業者が多すぎます。

無縁仏にならない散骨

葬送というものはそもそも、故人に対してお別れをする場であり、可能であるならば多くの人に集まって参加してもらい、亡き人に声をかけてあげてください、そうすれば無縁仏になりません。

海の散骨

海の散骨

海の散骨は欧米では独自のルールが決められていることが多く、例えば船で沖に出る場合には岸から5マイル以上離れていることなどの条件を満たせば、全くの合法的な葬送の手段です。

わが国では違法ではないというレベルの、云わば合法で、国内の散骨業者はある程度欧米のルールを参考にして行っていますが、中にはルールが無いことを良いことに、悪徳業者も存在します。

陸の散骨

陸の散骨

森などの陸地での散骨はわが国では全ての土地が民間の土地か国有地であり、誰の土地でもないという場所はありません。

誰かの土地に勝手に散骨する訳にはいきませんし、たとえ国有林でも自由に往来できますが、個人的な利用は出来ません。散骨の許可を申請しても承認されることは絶対にありません。

空の散骨

空の散骨

遺骨が細かい霧のようになって空中を漂い続けるのであれば、空の散骨はもっと普及すると思いますが、

遺骨はどんなに細かくしても空気よりは重いので、必ず下に落ちてくることを考えた上で行う必要があります。

空の散骨もセスナやヘリコプターを利用して海上で行います。海上で行う理由は、遺骨が降ってくるからです。

バルーンに遺骨を詰めて散骨することが一時流行りましたが、大気圏で爆発してもやがては降ってくる訳ですから、どこに落ちてくるか分かりません、拡散されるから許せる範囲だと思いますが、宇宙に行った訳ではありません。

散骨に関する法律

散骨の法律

「墓地・埋葬等に関する法律」は明治時代に制定された「墓地及埋葬取締則」を改正して昭和23年に交付されたものです。

当時とは時代背景や住宅事情、お墓に対する意識が大きく変化している現代においては、散骨に関する法律は見直さなければならない点が出てきています。

散骨に該当する法律

散骨については刑法190条の「死体、遺体、遺髪又は館内に蔵置し足る物を損壊、遺棄又は領得したる者は3年以下の懲役に処す」の項目に触れるのではないかということで懸念されてきたのですが、散骨に対してさまざまな団体が取り組み、社会的な要請が高まる中で法務省は散骨に対し、「節度をもって葬送の一つとして行われる限りは問題はない」、との見解を表明しました。

これは自然葬としての散骨が「死体遺棄」ではなく、「葬送の一つとして」認められたということなのです。

葬送の目的を持つこと

葬送の目的

葬送の目的とは故人の死を尊重し、お別れをすること或いは死後の世界に送り届ける目的を持つことで、捨てることでも放置することでもありません。

節度を持つこと

散骨と節度

そして「節度をもって」とは、一般常識の中で他人に迷惑をかけないことであり、個々の判断に委ねられていますが、次の点に注意する必要があると思います。

散骨の注意点

散骨の注意点

1.そのままの形で散布しないこと
2.お骨とは分からない程度に粉末化(一般的には2mm程度以下)すること
3.他人の所有する土地には散布しないこと、あるいは了解をとること
4.環境問題に配慮すること
5.葬送の目的を明確にすること

お遺骨を墓地や霊園に納めたり、土の中に埋める埋葬行為は従来の制約を受けますので、たとえ粉骨したお遺骨であっても特定の場所にしか埋葬出来ません。

今流行の樹木葬でお遺骨を土の中に納めるものは霊園となります。お遺骨を埋葬するのに墓を建てるか樹を植えるかの違いとなります。

散骨は粉末にしたお遺骨を散布するもので、埋葬行為にならないのです。節度をもって実施すれば、自分の家の庭でも構いませんし、別荘でも故人の好きな場所でもかまいません。例えば故人が庭いじりが好きで特に愛着のある木があったとしたら、その木の根元に撒けば、毎年花が咲くたびに故人を思い出すことでしょう。

木の根元に散骨

先ほどの補足解説

補足

1.そのままの形で散布しないこと

お遺骨は骨壷の中に入っている状態では、骨の形がはっきりと分かります。そのまま撒いてしまうと死体遺棄になってしまいます。誰かが発見したときに、間違いなく事件として扱われます。

2.お骨とは分からない程度に粉末化(一般的には2mm程度以下)すること

散骨する場合にはお遺骨を形が分からないように、そして自然に還りやすいようにパウダー状にして散骨します。

どれくらいの細かさにするかは今のところ日本独自の散骨に関する法律や法令はありませんので、欧米などの先例に従って2mm以下程度が妥当です。自然に還るという意味では1mm以下のパウダー状にするのが理想的です。

3.他人の所有する土地には散布しないこと、あるいは了解をとること

散骨するにあたってどこでも散骨して良いかという問題です。他人の所有する土地には散布してはいけません。了解を取ることが出来れば構いません。親しい間柄の方でしたら了解を取ることが出来るかもしれませんが、見ず知らずの他人には承諾しないと想います。海の散骨でしたら場所の制約は受けにくいですが、それでも漁場や船の航路、海水浴場などは避けて行います。

4.環境問題に配慮すること

地球に生きる者として、地球を汚さないこと、そして子孫の者にまで綺麗な環境を残していくという、環境に対する配慮は是非とも必要です。

具体的には飲み水に使われる川の上流などに散骨しない、自然に還らないような場所には散骨しない、散骨時に大量のお供え物を撒いたりしないことなどです。

お酒やビールなどを一緒に手向けるような時にはビンや缶は持ち帰りましょう、お花は花束ではなく花の部分だけにしましょう。

5.葬送の目的を明確にすること

故人様をお見送りするという目的を明確にすることです。散骨はお遺骨を捨ててくることではありませんし、不要な物を処分することでもありません。ありがとうの感謝の気持ちを込めてお送りすることが必要です。

やすらか庵の散骨

NPO法人やすらか庵の散骨は、こういった散骨に関するルールやマナーを守ることは当然のことであり、無縁仏にならない散骨をしております、どうぞ安心してご利用ください。