散骨時の服装

散骨時の服装

散骨時の服装は喪服にするべきかどうか迷うものですが、皆さんどうされているのでしょうか。

散骨は葬送の儀式

葬送の儀式

葬送の儀式になりますので、正式には喪服着用となりますが、例えば船を使った海上の散骨では潮風に当たることになりますし、船の上で滑るようなこともあるため、なるべくよそ行きの普段着で、靴はスニーカーが好ましいことになります。

一般の葬儀との違い

葬儀の時には葬儀式場は喪服を着た方が集まる場所という認識がありますが、散骨は大自然の中で行うものであり、レジャーの方や行楽の方が来られる場でありますので、喪服を着た方が集まっただけで違和感のある光景となり、とても目立つことになります。

まだ人々の心の中には他人が亡くなった葬儀に関しては見ても関わってもいけないという、穢れを遠ざける気持ちがあることも事実です。

また葬儀の列を見たら親指を隠すなどの迷信もあって、縁起が悪いと思われてたのです。

そういう意味でも葬儀場以外のレジャーの場所での喪服姿は好ましくないという事が言えると思います。

散骨と言うこと自体は葬儀と比べても身内の方が手作りで温かくお見送りするという感覚が強いので、なるべく服装にはこだわらずに、むしろ中身重視にこだをった方が良いと思います。

散骨を主宰する方は

散骨を主催される方は、参加される方に予め「お楽な格好でどうぞ」と案内すれば、主催者の方に遠慮することなく普段着で参加することができます。

参加される方にとっては服装について何も連絡が無ければ、他の方が喪服で、もし自分だけが普段着ならば恥をかくという気持ちがあるものです。

山の散骨でも、喪服で山を登るのは無理がありますので、主催者は参加者の方に自然の中で動きやすい服装ということで参加していただくように連絡しておく必要があります。


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