今の時代に必要な「散骨供養」

散骨供養

今の時代は宗教の必要性が薄れ、亡き人の葬儀にしても簡略化が加速化し、葬儀の僧侶にしてもアマゾンで買い物かごに入れた僧侶がやって来て、まるで置き人形のようで何を唱えているのか分からない、世の中的には安く早く済んでさっさと片付けばおしまい的な風潮が広がりつつあります。

散骨も然り、遺骨を粉骨して自然の中に撒いて来ればそれでおしまい的な風潮が世の中ニラ広まりつつあります。

高野山真言宗やすらか庵では散骨と言わずに散骨供養と言いまして、葬送の儀であり、亡き人をあの世に送り出すための儀式を伴った散骨を実践しています。

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台風15号の被害

台風15号被害

やすらかの森には森の散骨の時に休んで頂く東屋がありますが、今回の台風15号の強風で屋根のトタンが飛ばされてしまいました。

1面だけですが、木がむき出しになっています。下に折れ曲がった状態で落ちていましたので、修復は可能だと思います。

やすらかの森即日散骨が間近にありますので、雨が降らない内になるべく早く修復したいと思います。

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蜜に集まるカナブン

カナブン

やすらかの森の夏です、樹から出て来た樹液にカナブンが集まってきています。

樹液というものは木の肌が傷ついた時にそれを治そうとする自然現象なのですが、甘い蜜を出すものですから虫が自然と寄ってくる訳で、カナブンにとってもこういった甘い蜜は必要で、森の中では虫や微生物の働きで自然という物が成り立っているのです。

散骨についても、本来は人も地球上の生物の一員ですから、自然の中に還っていくというのが自然の摂理に叶っているということではないでしょうか。

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墓じまいと散骨

墓じまい

最近は墓じまいして散骨をする方が増えて参りました。お墓の後継者が居なくなってお墓の維持管理が出来なくなることが原因です。

墓じまいしたお遺骨は樹木葬、永代供養、合葬墓などの選択肢がありますが、散骨を選ぶ人が増えているのです。

それはお墓を維持管理するという事が、後継者の居ない人にとって長年の苦痛の種になっていたからであり、何か固定された観念に縛り付けられることからの解放を願う心の表れだと思います。

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木々のすき間から青空

木々のすき間から青空

やすらかの森は人里に近い所にある里山ですが、木々の植生としては一部植林がありますが、ほとんどの部分が自然の植生であり、様々な木々が繁殖しています。

手入れとしては密生している部分の間引きと枝打ちがメインですが、あまりに密集している所は思い切って間引きしますと、随分と風通しと日当たりが良くなります。

散骨などで森の中を歩いて頂くには、ある程度の日差しが入れば、とても明るい感じの印象を受けますが、自然にとってもあまりに密生しすぎということは、光の奪い合いで皆がやせ細った不健康な状態であり、適度な手入れをしていれば、そこにある木々が元気に育つのです。

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山で散骨するという事

山の散骨

我が国では国土における7割が山林で、地方に行けばごく普通にある風景で、飛行機に乗って窓から下を眺めていますと、ビルが林立した都会はほんの一部であり、ほとんどの場所が山林では無いかと思う位です。

我が国では豊かな山林を活用してかつて林業が盛んに行われてきましたが、安価な輸入材にに押されて林業が廃れ、今では山林は放置されていて荒れ放題の所が目立ちます。

かつて山は私達の生活に深く関わっていて、林業はもちろんのこと、エネルギーとしての薪や山菜、木の実、キノコなど必要不可欠なものでしたが、今となってはそういった活用はほとんど無くなってしまっているのです。

山は国有林を除けば個人か法人の所有であり、基本的に誰かかならず持ち主が存在します。散骨するのであれば、持ち主の許可が必要です。誰も見ていないからいいだろうと思うのは間違いで、犯罪になってしまいます。

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やすらかの森代行(委託)散骨

やすらかの森代行散骨

やすらかの森代行散骨はご家族やご遺族の方が参加しない散骨で、NPO法人やすらか庵が代行する散骨の事です。一緒に参加しない分費用は割安になりますので気軽に頼めることが出来るというメリットがあります。

しかし世の中にたくさんある散骨業者の中には委託散骨と言うことで依頼されても大切なお遺骨を処分したり捨てたりする業者もありますし、粗末な扱いをしていることに気が付いていない業者もいるのです。

その点NPO法人やすらか庵は代表が僧侶もしておりますので、亡き人をお送りするのが仕事ですから、安心ですし、何と言ってもNPO法人は国から認証を受けた法人ですので安心なのです。

やすらかの森代行散骨には2つのコースがあり

があります。

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大地に還る風の谷代行散骨

代行散骨

大地に還る風の谷代行散骨は、森の散骨でご家族の方が参加しない代行(委託)コースの中でも最もリーズナブルで、しかも満足度の高い代行散骨です。

通常の代行(委託)散骨は、1本の樹の下に散骨しますが、大地に還る風の谷代行散骨では樹の下ではありませんが、やすらかの森の中の「風の谷」と言われる部分でのランダムな場所に散骨させて頂きます。但し他の方と場所が重ならないようにはしています。

静かな森の環境でゆっくりと時間をかけて自然に還りたいと思う方におすすめのコースで料金はとてもリーズナブルな29,800円(消費税込)です。

仏式を選びますと私が読経供養した上で散骨いたします、宗教に関係のない形式である自由形式を選択されても葬送の心得を熟知した私が責任持って散骨させて頂きます。

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森の手入れ

森の手入れ

やすらかの森の入口の所は未舗装の昔ながらの畦道です。今頃の季節になりますと、草がどんどん生えて伸びていきますので、定期的に草刈りをしていないと、あっという間に草だらけになってしまい、歩くことが困難になってしまいます。

私達人間との接点があるのが里山であり、ある程度管理された状態が理想なのですが、NPO法人やすらか庵では最低限度の管理を行い、人が入っていけるようにだけは心がけています。

そういう意味では草刈りなどの森の管理は最低限必要なことなのです。

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自然に還る

自然に還る

森の中では自然の循環の仕組みが備わっていて、寿命を終えた樹は朽ちて倒れ、アリや微生物に食べられて、そして苔を生かしながら静かに土に還っていくのです。

樹というものは寿命を終える前に子孫を残していますので、自らはその子孫を育てるための肥料となり、死んでも次の生命を育てる糧となることをただひたすらに繰り返しているのです。

森の中では植物も動物も同じで、死んだ後には次の生命を育てるための糧となる定めであり、人も同じ生き物として、散骨もまた然りと思う次第です。

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